秋になるとおいしいものが増えてきます。
柿も秋の果物。
先日、スーパーで「種なし柿」を見つけました。
『種なし柿は、青くても甘い』
とポップに書いてあったので、「本当だな? ……信じるぞ?」と心で呟きながら買ってきました。
結構、青みがあったんです。
でも、堂々とポップに書いてあるし。
一個98円だったし。
で、今回は種なし柿の感想です。
品種は?種類なに?
調べてみると、種なし柿ってほぼ「平核無柿(ひらたねなしがき)」というもの。
もともと、種がない品種だそうです。
そして、なんと渋柿だそうです。
形はわりと平で四角い。
確かに私が買ったのも、そういう形でした。
ね、わりと青みが残ってるでしょ。
正直、見た目では甘そうに見えません。
しかし、ポップが……!
作り方・なぜ甘い?
ポップに堂々と「甘い」と書いてあるのには理由があるはず。
調べると、渋柿なので「脱渋処理」をしているそうです。
炭酸ガスなどを使って処理をしていて、そのため甘いんだそうです。
なるほど。
渋いのがデフォルトの渋柿を、脱渋処理しているから間違いなく甘いよと言っているんですね。
熟れてるかどうかじゃなく、脱渋なのかぁ。
食べごろ、旬は?
この種なし柿、旬の時期は、
10月下旬から12月初旬だそうです。
私は少し早めに食べたのかな。
産地は山形・和歌山が多いようですが、新潟・山梨・奈良も次いで多く、私が食べたのは奈良産でした。
中身、味は?
さて私が買った柿。
切ってみるとこんなでした。
さて実食です。
どうかなぁとドキドキしながら一口食べてみると。
甘い。
確かに甘いです。あんなに青かったのに。
見た目、甘くなさそうだし、堅そうでもありました。
が、甘くて、堅すぎなくて丁度よかったです。
私は、柿の好みとしては固くなく、柔らかすぎないのが好きなのですが、ジャストでした。
ねっとりというか、トロっというか、でも剥いてて形が崩れることもなく、丁度いい。
気に入りました、種なし柿。
と、この写真を撮った二日後、また買って食べた私です。